技術者 信念

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技術者は、営業、製造、検査、試運転、および顧客など、
いろんな部門から全ての主張を受け入れる部門です。
どこかを立てれば、どこかが立たず。
まさに、トレードオフです。
そんな調整部門である技術者とは、どんな信念を持てばよいのでしょうか。
という感じで、この記事を書いてみます。
この記事は、初級、および中級技術者向けにお届けしたいと思います。

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利益第一

企業人や個人事業主であれ、仕事をするからには利益をもたらすべきです。
利益が出なければ、企業や事業は存続できないからです。
当たり前ですよね。
でも利益だけを追求すると足元をすくわれます。
日本を代表する企業が利益を優先した結果、データ改ざんや粉飾したニュースを見るとそう感じます。
では、利益が出ない仕事はする価値がないのでしょうか。

顧客満足

利益が出なくても、大きな赤字にならなければその仕事はやる価値があるはずです。
その価値とは顧客が満足してくれればいいからです。
顧客だけではなく、公益につながる仕事であれば、必ず次につながる可能性があります。
では、利益なし、顧客満足なし、公益なしであれば、やる価値はないのでしょうか。

技術の蓄積、進歩

利益なし、顧客満足なし、公益なしの仕事に何を見出すのでしょうか。
それば技術の蓄積、進歩です。
新たな技術開発、だれもやったことのない技術。
そんな仕事をやり遂げる気持ちがあれば。
その仕事はやる価値があると考えるのが技術者だと私は考えます。
でもその企業の体力が許す限りであることが前提です。

まとめ

技術者がやる価値があると考える仕事とは。

1.利益がある
2.顧客満足、または公益がある
3.技術の蓄積、進歩がある

ここで、やらかしてしまう人たちはどこに信念を持っていたのでしょうか。
きっと利益最優先だったと、私は感じています。
その信念の下に、全てを判断していたのであろうと私は考えます。
でもその利益優先は、企業存続に必要であり、
企業再生できることもあります。
強いリーダーシップも重要です。
技術者としてだけではなく、ビジネスマンとして必要な資質です。

もし、利益優先だけでなく多様な判断基準を柔軟に変化させて
いくことができれば、強いビジネスマンになれるように気がします。

その多様な判断基準を持つべきであるのが技術者です。
唯一の解がないことを承知しているのが技術者です。
そんな技術者は、技術士に値する存在です。
そのように感じているほとんどの技術者は、技術士であるべきだと私は考えます。
技術士のハードルは、決して高いものではありません。
だって、私のような人間がなっているからです。
私のような素質のない技術者でも、7年かければなれました。
優秀なみなさんは、努力次第ですぐになれます。
まとめが長くなってしまいました。
私が書いた試験論文を近く公開したいと思います。
ここまで書いた論文で技術士になれるんだと、みなさんにお伝えしたいからです。
技術士をおとしめているのではありません。
技術士になってからが勝負です。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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