R2年度 技術士第二次試験 機械部門 機械設計 Ⅰ-2 解答論文 参考

R2年度 技術士第二次試験 機械部門
問題番号Ⅰ-2の参考論文です。

現役の技術士 機械部門 の私が時間制限なく、構成と内容を高めたものにしております。

こちらの記事で、この論文の構成についてご説明しております。
よかったらそちらも合わせてご参考にしていただければと思います。

問題文を以降に示します。

Ⅰ-2 2018年7月に発表されたエネルギー基本計画の中では、2030年に向けた政策対応の1つとして、「徹底した省エネルギー社会の実現」が取り上げられており、業務・家庭部門における省エネルギーの強化、運輸部門における多様な省エネルギー対策の推進、産業部門等における省エネルギーの加速、について記述されている。我が国のエネルギー消費効率は1970年代の石油危機以降、官民の努力により4割改善し、世界的にも最高水準にある。石油危機を契機として1979年に制定された「エネルギーの使用の合理化等に関する法律(省エネ法)」では、各部門においてエネルギーの使用が多い事業者に対し、毎年度、省エネルギー対策の取組状況やエネルギー消費効率の改善状況を政府に報告することを義務付けるなど、省エネルギーの取組を促す枠組みを構築してきた。また、2013年に省エネ法が改正され、2014年4月から需要サイドにおける電力需要の平準化に資する取組を省エネルギーの評価において勘案する措置が講じられるようになった。このような社会の状況を考慮して、以下の問いに答えよ。

(1)徹底した省エネルギー社会の実現に向けて、あなたの専門分野だけでなく
機械技術全体にわたる多面的な観点から、業務・家庭、運輸、産業のうち、2つ
の部門を選んで今後取組むべき技術課題を抽出し、その内容を観点とともに示せ。

(2)抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する
複数の解決策を示せ。

(3)上記すべての解決策を実行した上で生じる波及効果と専門技術を踏まえた
懸念事項への対応策を示せ。

(4)業務遂行において必要な要件を機械技術者としての倫理、社会の持続可能
性の観点から述べよ。

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