私は2021年8月3日に、2回目の新型コロナワクチンを接種してきました。
そして、公表されているほとんどの副反応が現れました。
これが結構しんどかったです。
そして状態を写真撮影して体温などのデータをいくつか取りました。
というわけで、今回は私が体験した新型コロナワクチンの副反応についてご紹介したいと思います。
これから、新型コロナワクチンを接種しようと予定されている方や、接種しようかどうか悩まれている方、どのメーカーのワクチンがよいのか検討されている方にとって、ご参考にしていただければと思います。
副反応がどのようなものか、事前にわかっていると心の準備ができますよね。
できればあらかじめ会社を休んで、ゆったり構えていると副反応がなくて幸運だったりするかもしれません。
それではどうぞ。
新型コロナワクチンの種類と副反応
日本国内では、3種類のワクチンが認められていています。
簡単に表にまとめてみました。
メーカー | ファイザー | モデルナ | アストラゼネカ | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
種類 | mRNA | mRNA | ウイルスベクター | ||||
対象年齢 | 16歳以上 | 18歳以上 | 18歳以上 | ||||
接種部位 | 筋肉注射 | 筋肉注射 | 筋肉注射 | ||||
接種回数、間隔 | 2回、21日間隔 | 2回、28日間隔 | 2回、28日間隔 | ||||
発症予防効果 | 95% | 94.1% | 70.4% |
引用:一般社団法人日本感染症学会 ワクチン委員会 COVID-19 ワクチンに関する提言 (第3版)を参考にしています。
3種類のワクチンにおいて、対象年齢や接種方法に大差はありません。
しかし、発症予防効果では、ファイザーとモデルナが90%以上であるのに対し、アストラゼネカが70%と少し低い数値が示されています。
次に副反応の状況を見てみましょう。
1回目副反応
メーカー | ファイザー | モデルナ | アストラゼネカ | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
年齢 | 16~55 | 18~64 | 18~55 | ||||
疼痛 | 83% | 86.9% | 61.2% | ||||
発熱38℃以上 | 4% | 0.9% | 24.5% | ||||
倦怠感 | 47% | 38.5% | 75.5% | ||||
頭痛 | 42% | 35.4% | 65.3% | ||||
筋肉痛 | 21% | 23.7% | 53.1% | ||||
関節痛 | 11% | 16.6% | 32.7% |
2回目副反応
メーカー | ファイザー | モデルナ | アストラゼネカ | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
年齢 | 16~55 | 18~64 | 18~55 | ||||
疼痛 | 78% | 89.9% | 49% | ||||
発熱38℃以上 | 16% | 17.4% | 0% | ||||
倦怠感 | 59% | 67.6% | 55.1% | ||||
頭痛 | 52% | 62.8% | 30.6% | ||||
筋肉痛 | 37% | 61.6% | 34.7% | ||||
関節痛 | 22% | 45.5% | 6.1% |
1回目と2回目のどちらも高い数値で現れているのが疼痛です。
これは、注射した部位が痛むことです。
そして、倦怠感、頭痛、筋肉痛が高い割合で現れることを示しています。
ファイザーとモデルナでは、ほとんどの項目が1回目よりも2回目の方が高い数値を示しています。
しかし、アストラゼネカはその逆です。
おもしろいデータですね。
私に現れた副反応
私は職域接種で、モデルナ製のワクチンを接種しました。
注射の時はほとんど痛みを感じることはありませんでした。
また、接種後15分間の安静待機時間でも痛みやその他の変化を感じることはありませんでした。
しかし、翌朝から疼痛を感じ始めました。
というわけで、1回目の副反応を以下にまとめます。
1回目副反応
①疼痛(接種後翌朝から約2日間)
②発赤(接種後翌日の晩に気づきそれから約1週間)
③かゆみ(接種1週間後から約3日間)
④頭痛(接種1週間後に1日間)
⑤倦怠感(接種1週間後に1日間)
2回目副反応
①疼痛(接種後翌朝から1日間、1回目より軽い)
②発赤(接種後翌日の晩から約1週間、1回目より軽い)
注射打った所と発赤部位がずれている理由がわかりません。
③発熱(接種翌日から2日間、最高38.7℃)
④頭痛(接種翌日)
⑤倦怠感(接種翌日)
⑥かゆみ(接種2~3日後から2日間、1回目より軽い)
⑦口唇ヘルペス(接種3日後から発症)
最後の口唇ヘルペスは、ワクチンの副反応によるものというより、私の持病になるのでしょうか。
記事の最後でお見せする口唇ヘルペスの写真は閲覧注意でお願いします。
まとめ
1回目の副反応は疼痛ぐらいしか記憶がなく、普段の生活にほとんど影響はなかったという感想です。
しかし、2回目の副反応はきつかったです。
私は滅多に発熱はしないのですが、今回は39℃近くまで体温が上昇しました。
そのせいで意識がぼーっとしていました。
熱がさめた後に来たのが口唇ヘルペスでした。
口唇ヘルペスは、発熱によって免疫力が低下し、現れてしまいました。
いかがでしたでしょうか。
38℃以上の発熱が現れる確率は、引用した資料では低く示されていますが、私の周囲9割以上のみなさんは37℃以上の発熱がありました。
また、最近のニュースでは、ファイザーよりもモデルナのワクチンの方が、副反応が多く出ていると発表されています。
この記事によると、モデルナワクチン2回目後に37.5℃以上の発熱が見られた人の割合は78%とあります。
対してファイザーは38.1%です。
2倍の差が出ています。
こんな数値を示されると、ファイザーの方がいいなあって感じがしてしまいますよね。
ファイザー、モデルナ、またはアストラゼネカのいずれにせよ、重篤な副反応が現れずに、しっかりと新型コロナを予防してくれる効果を期待したいものです。
ちなみに、モデルナは3回目の接種を推奨すると最近聞きました。
日本では2022年1月以降に始まるとか。
また同じような副反応は勘弁してほしいところですが、仕方ないですね。
はりきって接種することにします。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。