機械設計技術者 便利アイテム

機械設計

今回は、現場や事務作業において、機械設計技術者として持っていると便利なアイテムをご紹介したいと思います。

この記事は、これから機械設計者技術者として活躍しようと準備している方や、スタートしようとされているみなさんにお届けしたいと思います。

具体的にどんなシーンでどんな風に便利なのかをご紹介します。
それではどうぞ。

スポンサーリンク

製図用シャーペン

製図用シャーペンは間違いなく使いやすく、デザインもよいものが多いです。

現在はCADで図面を作ることがほとんどなので、手書きで製図することはめったにありません。
でも、現場でスケッチしたり、書類を書いたりする時にすごく使いやすさが重要になります。
まず、製図用シャーペンのよいところは、書きやすいので指が疲れにくいことです。
現場などでは、0.7mmなどの芯が太いものを使えば折れにくく、はっきりとした字や手書き図面が描けます。

そしてプロ仕様の製図用シャーペンを使っていたら、テンションがあがってやる気が出ます。

お勧めはのシャーペンは、ステッドラー シルバーシリーズの製図用シャープペンシルです。
これのいいところは、他のメーカーにはない便利な部品がついているからです。
それはこれです。

この先端にある細長い棒でシャーペンの芯が先端チューブに詰まった時につっついて取り出すことができます。
これがすごく便利です。
メーカーさんのサイトはこちらです。

三角スケール

図面を書く時や寸法を測る時に使います。
これもCADが多く使われているので、ほとんど使う機会はありませんがCADが使えない現場や紙の図面で検討する時に非常に便利です。

縮尺は一般用の、1/100、1/200、1/300、1/400、1/500、1/600 を選びましょう。
建築系の縮尺は、1/400ではなくて1/250になっています。
機械設計では、1/250の縮尺を使うことはまずありません。
長さは15cmのものが使い勝手がよいです。

おすすめはアルミ製のものです。
見た目がかっこいいです。

鋼尺150mm

これもよく使います。
デスクワークと現場の両方です。
デスクワークでは、図面を描いていて部材寸法や板厚を決めていくことがたくさんあります。
部材の強さやバランスをイメージする時に数値だけではなく、実際の見た目をこの鋼尺を見て感じ取ることも重要です。
現場では、まさにものを測る時に大活躍です。

鋼尺の先端に当てて測ることができるのが、文具の定規と違うところです。
これも長さは15cmのものが使い勝手がよいです。

テーパゲージ

これは現場で使用するアイテムです。
ゲージを測りたいすきまや穴に入れていって、つっかえた時の値がそのすきまや穴の数値になるというものです。
機械調整をしている時など、すきまや穴を測ることがたくさんあります。
その時に大活躍するアイテムです。

先端がとがっていて、曲がりやすいです。
曲がってしまうと計測器としての精度がなくなってしますので注意が必要です。
また、これが危険物と判断されて飛行機の手荷物検査で預けさせられたことがありました。
飛行機に乗る時は注意が必要です。

方眼紙

簡単なフリーハンド図面を描くときにすごく便利です。
升目のない用紙で図などを描くと、何度も消しゴムを使って描き直すことがよくあります。
方眼紙であれば、まっすぐな線や、バランスを合わせた形状などが描きやすいため、すばやくイメージしやすい図が描けます。

打合せなどで簡単な説明図をささっと描いてみんなに理解してもらったり、現場で大至急必要な改造図などを描いて製作指示したりする時にすごく便利です。

蛍光ペン

図面や書類をチェックする時や機器構成を理解する時などに使います。
図面や書類のチェックでは、機械が成立していない部分がないか、誤字脱字がないかをチェックします。
問題がなければ蛍光ペンでその部分を塗り潰し、間違いがあれば朱書きして修正するようにします。

複雑な部品構成になっている図面を理解する時に、各部品を色塗していくと理解しやすく、間違いにも気づきやすくなります。
おすすめの蛍光ペンはこれです。
使いやすいことと、インクが無くなっても芯交換ができるので、ランニングコストが安くすみます。

カラーペン

蛍光ペンは塗ることに向いていますが字を書くには太すぎます。
そこで便利なのがカラーのボールペンなどです。
例えば、一部に朱書きがあるとわかりやすいですが、多くなってくるとどこが重要なのかわかりにくくなります。
そこで色分けして、分野別に色分けするとわかりやすく資料を作ることができます。

カラーボールペンは、一本にそろっているものもいいですし、単色でそれぞれそろえるのもよいでしょう。
おすすめは、複数色あるボールペン1本と、不足している色を単色のボールペンでそろえることです。
昔の技術者は、みんな色鉛筆を使っていました。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました