技術士試験に向けた勉強で基本となるのが、キーワード学習になります。
この記事は、技術士試験勉強として何から始めたらよいのかわからない初心者、および中級者の方に向けた内容です。
キーワード学習とは
キーワードとは、ここでは技術に関する用語を指しています。
私の専門とする機械設計だと、
・FTA
・フロントローディング
・コンカレントエンジニアリング
・3Dプリンタ
などになります。
これらのキーワードについて、定義、種類や特徴、現状の普及状態や将来の見通しなどの情報を調査して、自分の知識として身に着けることがキーワード学習です。
どんなキーワードを学習すればよいか
まずは、自分が受験しようとしている専門分野の技術士第二次試験の過去問題をすべて目を通してみましょう。
そうすることでよく出てくるキーワードの傾向がつかめます。
機械設計において、平成28年から令和2年までの主要なキーワードを以下に書いてみます。
キーワードそのもが問題になっている以外にも、問題文で記載されているものも含みます。
重複しているキーワードに赤アンダーラインを入れました。
・付加製造
・標準化
・溶接
・環境配慮設計
・3R
・コンカレントエンジニアリング
・マルチマテリアル設計
・ICT
・CAE
・品質工学
・サイズ公差と幾何公差
・フェイルセーフ
・設計審査
・設計検証
・設計の妥当性確認
・機械要素
・標準化
・FMEA
・回転軸受
・アルミニウム
・異種材料接合
・PDM
・3D
・CAD
・3Dプリンタ
・VE
・リスクアセスメント
・熱可塑性プラスチック
・設計検証
・設計の妥当性確認
・サステナビリティ
・設計検証
・設計の妥当性確認
・故障曲線
・軸受
・コンカレント・エンジニアリング・デザイン
・モデルベース開発手法
・FRP
・AI
また、重要キーワードを選出して解説している参考書があるので、それを購入して勉強するとすごく有効です。
電車通勤の方なら、通勤時間を勉強時間に充てられるのですごく便利です。
私も通勤時間を利用して、数冊の参考書を何度も読み返しました。
・勉強方法は
前述した通り、キーワードを自分の知識として身に着けられるようにしましょう。
論文やインターネットの記事をそのまま暗記する勉強になりがちですが、自分の業務で活用できないか、または既に活用されているのであればどんな効果が出ているのか、そんな観点で勉強すると非常に身に付きやすいです。
まとめ
キーワードとは、技術における主要用語のことです。
技術の進歩とともに次々と作り出されるものなので、常に最新情報に触れる機会をもつようにしましょう。
最新情報の入手方法は雑誌を読むとか、インターネット新聞を見る程度で十分です。
そして、そのキーワードを自分の知識として身に着けましょう。
暗記だけでも十分です。
それで技術士第二次試験に合格すればよいのです。
試験に合格することが当面の目標です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。